2010年03月02日

「バンクーバー五輪編」の最後に日本男子を褒めよう

このところ、日本のスポーツは全般的に男子がふるわず、
女子は良く頑張っているという印象だった。(サッカーとか^^;)
そんな中、今回の五輪は、日本男子が良く頑張ってくれた大会だった。

スピードスケートの加藤条治選手は、
大会直前の練習でスタートの失敗が相次ぎ、
自ら「スランプ」と言っていた。

でも私は、大きな舞台の前に、このようなネガティブな発言ができるのは、
かえって「余裕」のように感じられて、4年間の成長を見せてくれそうだと思った。

1本目不利と言われるアウトスタートで3位だったので、
大チャンスだと思ったのだが、
2本目は力んでしまってタイムが伸ばせず5位に終わった。

しかし
4位とのタイム差はわずかに0.03秒という、
価値ある3位を確保して銅メダルを獲得した。


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posted by ばかぼん父 at 18:34| Comment(0) | TrackBack(2) | ウインタースポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月01日

日本がカーリングで列強諸国と戦えるようになるには?

西村監督が率いる新生千葉ロッテが、
中日に「野球」の見本を見せてもらっている間に、バンクーバーネタの備忘録。
(というかオープン戦の間は映像を観れないので、なかなか書けない^^;)

TVのオリンピック放送は日本選手、しかも有望な選手が出る競技に偏る。
というわけで、
女子しか観ていないのだが、
トリノ五輪で(私は)初めて知ったカーリングは
バンクーバーでは、さらに好きな競技になった。

準決勝は観そこねたのだが、スウェーデンvsカナダの決勝は、
「これがカーリングというスポーツなんだ」と認識を新たにするほど、
お互いの意図が良く伝わって、とっても面白かった。


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2010年02月28日

もったいない!0.02秒差は執念の差(女子チームパシュート銀メダル)

女子のスピードスケートにとっては、初の銀メダル獲得、
オ−ルラウンダーとして長く日本スケート界を引っ張ってきた
田畑真紀選手がメダルが穫れて「おめでとう!」ではあるのだが、
実に惜しかった決勝だった。

女子のチームパシュートは、ドローに恵まれるわ、
強豪のカナダやオランダが準々決勝でまさかの敗戦をするわ、
タナボタではあるのだが、金メダル獲得の大チャンスだった。
(5−6位決定戦の両チームは準決勝のどのチームのタイムより
1秒以上速かったし^^;)

しかも、相手のドイツは準決勝で一人の選手が足にきて遅れ、
最後は転倒しながらのゴールで辛くも勝ち上がってきており
メンバー交代を余儀なくされていて、決勝は日本の方に勝算があった。


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2010年02月27日

二人の天才少女に大きな差がついてしまった(バンクーバー五輪・女子フィギュア)


やっと本業の方の一難が去ったので、ボチボチと復活します。
そろそろプロ野球もオープン戦も始まるしね。

でもその前に、様々な種目で、いろいろ考えさせられることが多かったバンクーバー五輪から。

女子のフィギュアはキム・ヨナが完璧な強さを見せて優勝した。
浅田真央は、トリプルアクセルを史上初めて3度成功させるという
アスリートとしての大偉業を達成したが、得点としては、はるかに及ばなかった。

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2010年02月14日

進化する女子モーグル。上村愛子、惜しくも4位


今月はめっちゃ忙しいので更新をサボってますが、
今日の五輪の女子モーグルについては書きたいと思います。

とっても見応えのある好試合の中、昨年の世界女王、上村愛子選手は
残念ながら4位にとどまりました。

気持ちとしては、上村愛子にメダルをとらせてあげたかったなあ。


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2009年12月28日

熾烈な代表争いに決着(フィギュア五輪代表)

男子は元々3枠のところに有力選手が3人なので、
選考に関しては無風状態。
全日本フィギュア選手権では、故障明けの高橋大輔が、
時間の長いフリーを滑りきれるまで復調しているかが焦点だった。

結果的に
高橋が高得点を出して優勝できたので、
ロシアのプルシェンコが図抜けていると思うけど(^^;)、
現時点での日本代表として最高の選手を送り出せる事になった。

熾烈というか激烈な争いになったのは女子の方だが、
この大一番でそれぞれ実力を発揮して、
これまた選びたい選手を無理なく選べる結果となった。


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2008年03月09日

良い指導者に巡り会えるのかが成功の鍵(上村愛子、W杯モーグル年間女王)



女子のモーグルで上村愛子が猪苗代大会で
久しぶりにワールドカップで優勝したと思ったら
あれよあれよという間に4連勝。

ついにモーグル女子の年間王者も決めた。

女子モーグル界の女王、カリー・トロー(Kari Traa)が引退し
オリンピックの2年前のシーズンで、
有力選手は調整中のシーズンではあるが、
伸び悩んでいた上村愛子選手にとっては、
ホントに価値ある素晴らしいシーズンとなった。

つーか、年間世界王者だ。凄いじゃん!!



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2006年02月24日

安藤美姫よ、サーシャコーエンを目指せ。

荒川選手が「本人はただただビックリ」の金メダルに輝きました。

新採点法の導入で、技ごとに細かく評価ポイントが細分化され、
この技が何点だとか、この要素をレベル3から4にするには、とか、
テストの得点稼ぎのようになりました。
それでも勝っていれば、「点取り虫」としての喜びもあったのでしょうが、
スルツカヤ選手の完成度や、浅田真央の飛び道具には勝てず、
「楽しくない競技」になっていたことでしょう。
 
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2006年02月17日

やっぱり、モーグルは「男子」でしょう。

実際の競技と順番が前後してしまいますが、
昨日になってから、ビデオで男子のモーグル決勝を見た。

モーグルとは、コブコブの急斜面をとんでもないスピードで滑り降り、
途中で2回ジャンプパフォーマンスいれる競技だ。

要求されるのは、スキー技術はもちろんだが、度胸と研ぎすまされた集中力。

凄く面白い決勝だった。

なんといっても8番スタートのミッコ・ロンカイネンの滑りときたら、
「ハジけ過ぎ!」
見とれるというより吸い付けられる。
 
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朋ちゃん現役続行と新種目目白押し

岡崎朋美選手には本当に頭が下がる。

長野で銅メダル、ソルトレーク6位、トリノ4位とヘルニアの手術も
経験しながら、日本人最高順位の結果を出し続けている。
今年も風邪をひくまでは、生涯最高の出来のようだったし、
このまま引退することはない。

4年後のバンクーバー(38歳^^;)までやるって?
うん、彼女ならやれそう。

橋本聖子氏が「子供を産んでからにして」って言っていたが(笑)、
とことん納得するまでがんばって下さい。応援しますよ。
 
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posted by ばかぼん父 at 07:28| Comment(0) | TrackBack(1) | ウインタースポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月14日

4年に一度の重み (男子スピードスケート500m)

夜中に起きて見たら、すでに「メダルは難しい」状況だった。

しかし、結果は順当なもの。大会前に絶好調といわれ、
直前の試合に2連勝した、アメリカのチークが2本とも34秒台を揃え、
ブッチギリの優勝。
2位のDドロフェエフは35秒24 だった1本目のあと、
2本目も加藤より0秒02速い35秒17。
3位のイ・カンソクは4位及川よりたった0秒01速かっただけの
35秒34の1本目のあと、チークとの同走を活かして、
35秒09 でツッコんできた。

最もメダルに近いといわれていた競技だったので、残念なのは残念だったが、
「まあ、こんなものかな」とも思う。
 


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posted by ばかぼん父 at 12:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ウインタースポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月13日

日本のこどもたち、大海を知り、縮む(スノーボードハーフパイプ)

コーチが言うには「史上最高の4名で、これで負けたら仕方がない」と
思えるメンバーだったらしい。
五輪前に選手へのインタビューもときおり放映されたが、
その受け答えは「若い競技者」ではなく、
「子供」そのもの。知性?も真摯さも感じられなかった。
「井の中の蛙、大海を知らず」という印象を受けていた。

前回五輪も今回もアメリカのメダリスト達は、ワールドカップへは参戦していない。
何をしているのかと言えば、「Xゲーム」という
10万ー20万ドルのビッグな賞金レースで戦っている。
 
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2006年02月12日

モーグルはエアリアルではない。

いよいよトリノオリンピックが始まりました。
これぞイタリアの集大成といった開会式から一夜明け、
競技が始まりました。

日本の選手にはもちろん頑張ってもらいたいが、
普段あまり見る機会のない各競技の世界最高峰レベルが楽しめるのが、
冬季オリンピックの醍醐味だと思っている。

モーグルはターンの技術が50%、スピードが25%、エアーが25%で
採点される。
ターンの技術とスピードは表裏一体なので、コブ斜面のすべりで75%を
占める競技といえる。
 

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posted by ばかぼん父 at 09:53| Comment(3) | TrackBack(3) | ウインタースポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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