2008年06月04日

死球で打者を骨折させた投手を出場停止にする案

プロ野球というのは、金持ち(の企業)が、
お金を出してチームを作り
野球が上手い選手を雇って試合をさせ、
勝ったもの、活躍したものに褒美を与える
趣味や道楽なようなものだろうか。

いやいや、お客さんに「観る価値のあるもの」を提供することで
お金をいただくことで成り立つ、
プロスポーツのビジネスだと思う。

何が言いたいのかといえば、
「勝ち負け」よりもプレーを見せることを優先すべき、ということだ。


交流戦にはいって思うことは、セの投手の死球の多さだ。
(注:これは私の思い込みだったようなので、
「交流戦に入って感じるのは、死球による骨折のダメージだ」
に訂正します。)

セとパの野球の違いとして以前にも書いたが、
DHのあるなしよりむしろ、球場の広さの違いが大きいと思う。

こすった当たりでも、詰まらせても、振り切られたら
HRになってしまう狭い球場でリードする事が多い
セリーグのキャッチャーは、
打者の近くにボールを配してでも、打撃自体を崩そうとする
ように感じる。

阪神の球児のように、高めに直球を投げていれば
空振りをとれる投手ならその必要がないし、
「三振ショー」としてもお客が呼べる
良質のエンターテイメントなのだが、
フツーの投手はインコースで打者をのけぞらせたり、
足を動かさせたりしなけりゃ抑えられない。

ところが日曜日の日本ハム戦で、その球児が
高橋信二に死球を与え、骨折させてしまった。
確かに出来が悪く、四球連発で苦しい状態だったので、
インコースを使おうと考えたのだろう。

阪神ファンなら「どうなるかと思った」「よーく抑えてくれた」
「球児は大丈夫だろうか」でよいのだろうが、
傍目からみると、久保投手コーチがいうところの
「スレッジまでの重い打線」の間は四球覚悟で厳しくせめて
技量が落ちる飯山勝負の「勝つための策」とも見える。

ビッグクラブにとっては選手が余っているかも知れないが、
健全経営を目指すために自発的なサラリーキャップ制を
やっているようなパの球団にとっては
骨折で選手を削られるのは「そんな、ご無体な!」な話だ。
その前の読売戦ではひちょりが骨折させられているし、
ひちょりや高橋を楽しみに見るファンだって多いはず。

私に言わせれば、144分の1の試合なんだから、
「状態が悪い時くらい、少々やられても良い」つもりで、
堂々と高橋、スレッジと勝負に行って欲しかったと思う。
それに球児なら、そう考えるだろうとも思う。

と思っていると阪神は楽天戦でも、高須の手首あたりに死球。
ちょっとずれれば指へ行っていた。
高橋に当てた事に、なんの反省もないということだね。

ようするに、コントロールする技量がない投手にも、
安易にインコースを要求することがイカンのだ。

ということで、死球により相手を骨折させた場合、
その投手を10試合程の出場停止にすることを提案したい。

インコース攻めをする時、要求する捕手は「魂をこめて」サインを出し、
投げる投手にも「魂をこめて」投げる覚悟をもたせることが目的だ。
怪我をする危険を背負う打者と同様に、
投手や捕手にもなんらかのリスクを背負わせないと改善されないだろう。

「勝つためには仕方がないし、こんなこともあるさ」という理屈じゃなくて、
相手チームにも野球を楽しむファンがいるわけだし、
みんながハッピーになるようなエンターテイメントを提供し、
全体のお客さんを増やす方向性を目指すのがプロ野球だと思う。

posted by ばかぼん父 at 07:46| Comment(2) | TrackBack(0) | オピニオン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いつも楽しく拝見させていただいています。
与死球による打者の怪我に応じて投手を出場停止にするのは、良い案だと思います。怪我で選手が欠けるのは戦力的にも興行的にも痛いものです。この案だと死球の絶対数が激減すると思われます。

ただ、セリーグの投手が死球が多いというにはばかぼん父さんの気のせいです。
6月4日までの各チームの死球の数量ですが、
広島 16
中日 14
巨人 16
ヤクルト 23
阪神 15
横浜 27
計   111

日本ハム 20
西武 27
SB 9
ORIX 20
楽天 16
ロッテ 16
計    108

です。
Posted by toru at 2008年06月04日 21:57
toruさま

調べていただき、そしてご指摘ありがとうございます。

ほんと、そうですね。
セに死球が多いというのは私の気のせいだったようです。
Posted by ばかぼん父 at 2008年06月05日 07:50
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