2007年09月11日

セの野球とパの野球

普段、パリーグの試合を見ていて、時折セの試合を見ると、
とにかく「遅い」。
守備についている野手の動きもそう、走者の次の塁を狙う姿勢もそう。
プレーとプレーの間の時間もそう。
悪いが、すぐにマスターズリーグにいけそうな感じだ。

セ・パの違いと言えば、DHのあるなしより「使用球場の広さ」だろう。

東京ドーム、広島市民球場、神宮球場、横浜スタジアム。
これらでは、HRが出やすく、守備や走塁を磨くより、
HRを打つことの価値の方が高くなるし、手っ取り早い。

パリーグは球場を広くしたことで、HRに頼らない、スピーディかつ、
守備や中継プレーを磨いていて、「プロ」らしいプレーを
随所で見せてもらえる。

セ・リーグの中で広い球場を本拠地とする中日ドラゴンズは、
守備と走塁を重視した野球を目指している。

今季は、福留の故障、アライバの調子がもう一つなどでチームが
不調なのが混セを作り出した原因だし残念だ。

なんと!破竹の10連勝で読売の自力優勝を一時的にでも
消した阪神タイガースも、
広く、しかも、とっても貴重な天然芝の球場を本拠地としている。

本来なら、中日と阪神が率先して、セの野球レベルを引き上げて
行かなければならない立場だと思うのだが、
何でもOKの絶大な人気球団であり、勝たなきゃなんないし、
個人記録も大事だし、という監督さんが監督さんなので、
「とにかくJFKで勝つ」予定調和、涙や感動までも筋書き通り、
面白くない「水戸黄門」戦法の子供っぽい野球。

ところが、セの中で下位に沈んでいる球団は、
「子供っぽい」野球に歯が立たない、大矢監督が言うところの
「幼稚な」レベル。

阪神は絶対的なJFKというストロングポイントを正面に出して、
リリーフ投手力勝負へ持ち込んで自分の土俵へ連れ込んで勝つ。

守備力よりも打力において、層の厚いチーム構成にしてあるので、
少々の不調な選手や、怪我人がでても打撃は戦力ダウンしない。

パや中日には見劣りするが、守備力だってセの中では固い方だ。

岡田監督は、決して無能ではない。
狭い球場の多いセリーグで勝つには、ある意味中日よりも
ちょうど良く、理想的なチームを作り上げたとも言える。

ただ、彼の目標は、あくまでセリーグ制覇であって、たぶん
日本シリーズやアジアシリーズはオマケのように捉えているのだろう。

「阪神の監督で初のセリーグの連覇が夢」では、
全く広い天然芝球場を本拠地とするチームの監督であるという
己の立場を解っていない。(^^;)

いや、失礼した。
このように思っているのは、何の影響力もない私だけ。(^^;)

なので、岡田監督にはなんの罪もない話だ。

ただ甲子園球場がもったいないと思う。

甲子園球場は、一種暴力的?な、大音量の阪神ファンの声援の
後押しがあるだけではなく、水はけに優れた天然芝の球場である
ところに存在意義がある。


オリックスが来季からダブルフランチャイズの撤廃で、
京セラドームを本拠地とする。

天然芝球場がまたひとつ、プロ野球から減ってしまう。

スカイマークで見せた、平野恵のダイビングキャッチは、
ドームでは見られなくなってしまうかもしれない。

パの野球こそ、天然芝でやるべき野球なのだが、人工芝ばかり。
人工芝でも例えば早川選手のように、ダイビングする選手がいるが、
そういったプレーをする選手が故障しては元も子もないし、
選手生命にだって、天然芝の方が良いに決まっている。

逆に言えば、甲子園を本拠地にする球団こそ、
守備や走塁でプロのプレーを魅せて欲しいのだが、無い物ねだり。

いっそ、オリックスと阪神が本拠地を交換するか、
阪神とオリックスがセとパで入れ替わるかが希望。(^^;)

または、シアトルマリナーズの本拠地セーフコフィールドのように、
天然芝球場を、移動できる巨大なワゴンのような屋根がスッポり
覆うような球場を建設するのと、どちらが現実的だろうか?
posted by ばかぼん父 at 17:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 阪神タイガース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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