昨日の記事の補足です。
言うまでもないことだが、希望球団枠というものは、
有望選手獲得という「見返り」がハッキリしているため、
ある意味スカウトの腕の見せ所である、
人間関係や熱意に加えて実弾的な裏金等、利益供与も起こりやすい制度だ。
「不正の温床」という言葉は、不正の「原因」とまでは言ってないが、
不正の「動機」になりえることを言っている。
これからアマ球界と協調していかねばならない時に
まず、希望入団枠ぐらい撤廃できないでどうするの?と言いたい。
(おっと、これは昨日も書いた)
わかりやすい希望入団枠の撤廃ではなく、スカウト活動を
接触制限や罰則強化など規則や憲章、倫理宣言などで縛ることで
対処するのは、悪賢いやつが得をする
現代日本人の特徴である、「正直者がバカを見る」ことになる。
スカウトが選手に接触しなくても、大学や社会人チームに寄付したり、
そして、大学がその学生を特待生にしたり、
オヤジの借金の肩代わりなど、間接的な利益供与なら良いのか?
間接的な場合、どこまで追っかけられるだろう?
「法に触れなければ、何をやっても良い」
と国の農林水産大臣からして勘違いしているような
日本人の国民性を考えると、中途半端な規制は意味が無い。
本来、法というのは、理念があって、それを守るための具体的な方策。
理念に反していながら、法だけ守っていても全く意味がないのに。
(とは思われていないのが、今の日本)
話を戻すと、
そもそも私は、プロ野球経験者が、技術的なアドバイスをする機会が
ある方が、若い選手にとても貴重なことだと思っている。
スカウトが堂々と選手と接触して、仲良くなっても
「もし指名できたときには、よろしく」くらいで、
「なんとしてもウチへ来てください」とできないようにする話だ。
球界全体の浄化自体が必要かどうか
(興行に正義を問う意味があるのかという話だ)
もわからんし、
希望入団枠の撤廃で浄化が進むなんて思っていない。
ただ、プロとアマの接点を増やしていくということについては、
推進すべきだし、そのためには、
このタイミングで「撤廃」が絶対必要だと言いたい。
2007年03月23日
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