2007年02月19日

朽木トヨタ、男の意地(ラグビー日本選手権準決勝)

ラグビーの日本選手権の準決勝はとてもしまった面白い試合だった。

東芝vsヤマハ発動機は、チームとしての完成度でハッキリ東芝が上。
手詰まりのヤマハはFBのネイサン・ウィリアムス、
FLのイポリト・フェヌキタウに突破を頼るしかない展開。

しかし東芝のひたむきな守備を崩すにはいたらなかった。

サントリーvsトヨタ自動車は、トヨタの朽木監督の清宮監督への
対抗心が、チームに乗り移ったような素晴らしいゲームをやった。

トヨタにしてみれば、昨年清宮監督率いる早稲田大に日本選手権で
敗れるという屈辱のリベンジマッチ。
清宮サントリーには昨年の早稲田のキャプテンもいる。

日本選手権で勇退を表明している朽木監督にとっては、
最後のチャンスだった。


現役時代ジャパンのセンターバックとしてハードタックラーとしてならした
朽木監督に、タックルだけならあいつ等の方が上と言わしめた、ハードタックル。
攻撃では意外性のある多彩なプレーをするが守備は甘いアイイを
ディフェンスの時には、遠藤と立ち位置を入れ替えて、
相手の攻撃の糸口を消した。
イーブンボールや、モールの肉弾戦では
チーム一丸となって、ボールを奪った。
密集からボールがでない時の判定で、「トヨタボール」になると
トヨタの選手が手を叩いていたのが印象的だった。
気合い入りまくり。

そう、くやしかったのは監督だけじゃない。
選手全員が打倒サントリーでひとつになった
素晴らしいゲームだった。

ラグビーの日本のレベルは決して高くはない。
しかし、この準決勝は、見ていて、とても面白かった。

「強い選手がいるからチームが強いのではない。
勝ちたい気持ちが強いチームが強いチームだ。だからやるしかない」
by 王 貞治

プロ野球でもメジャーに松坂がいってしまった。
スターが抜けてファンの興味がそげるのではないか、
NPBが心配だという声もある。

ちがうんだよな。

面白い試合というのは、「勝ちたい」という気持ちで
必死で練習して、その魂をぶつけあうからであって、
誰それがいるから「面白い」試合になるのではないということだ。

面白い試合ができれば、ファンが離れることはない。

これで敗れた清宮監督もサントリーの選手もまた熱くなる。
こういった切磋琢磨が、スポーツのレベル自体も上げて行くのだと思う。
posted by ばかぼん父 at 12:04| Comment(0) | TrackBack(0) | ラグビー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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