アホほど忙しくて野球もサッカーも観られませんでしたが、
やっと一段落したので、再開します。
甲子園での第1戦の大勝ゲームを、守備の乱れが原因で
まさかの引き分けに持ち込まれるという、
大きな「取りこぼし」をした時点で、交流戦の優勝は諦めました。
この試合、守乱で1点差に追い上げられた後、
3点差にもう一度突き放すという、
千葉ロッテの長所である「ミス耐性の高さ」を発揮したのだが、
さらに追いつかれたのは、継投ミスのせいだ。
それと同じ轍を踏んだ、経験から全く学習出来ない監督は
今季優勝できたとしても、交代することを願っている。
ようするに西村監督の継投は、「良いことしか起こらない」
というふうな楽天的すぎる性格に加え、その中で
「気持ちよくなりたい」という、快楽主義的な趣味を
追求したがる傾向があると思う。
「楽天的」なリーダーが「考えなし」なせいで、
廻りの心配性な部下達が、精神的に病むほど、
あれこれ気を回して苦労しなければならないのは、
全く理不尽だと思う。(お、これは私の職場の話か^^;)
甲子園でのゲーム、大谷を5回で降ろす意味は無かった。
西村監督は、中後、内、益田、薮田で1イニングずつで
9回まで行けると考えたのだが、実際は中後が悪く、
内を前倒しで投入するハメになり、益田が2イニング行かなきゃ
ならなくなった。
楽天的なのだが、ロサを投入するほどの勇気もないのが、
中途半端でさらに腹が立つ(^^;)。
ようするに、信頼している投手達が全員、期待通りに働いて
ピッタリと「釣り銭無し」で勝つことが好きなのかな。
しかし、西村監督的には「想定外」、現実には日常茶飯事な、
その日は上手く行かない投手が出た時のリスク管理が、
「誰かに無理をさせる」しか、残ってない。
私は、その1試合で全員使わなきゃならないとは、
これっぽっちも思わないので、実にストレスが溜まる。
当時、ロングのリリーフ要員だった大谷を降ろさず、
少なくともピンチを招くまで引っ張るべきだったと思う。
さて、やっと昨日の試合だが、6回俊介が二死をとり、
左の石川のところでワンポイントで中後を投入した。
西村監督は、「可愛いルーキーに勝ちパターンでの
起用をし、参加させてやろう」とでも考えたのだろう。
結果は、たまたまだとは思うが三遊間を破られ、
中村、ラミレスを迎えてしまう。
ここで信頼を得つつある大谷を投入するものの、
中村を歩かせ、ラミレスに2点タイムリーを浴び、
逆転を許してしまった。
この直後に、角中が同点タイムリー3塁打と、
見事な走塁で今江のライトフライで逆転のホームを踏んだ、
いや手で払った(^^;)ので、「当初の予定どおり」へ
戻せたのだが、もしこの回、点が入らなかったら、
いったい誰を投げさせるつもりだったのだろう???
ビハインドでも内?
それとも1点差の試合を壊すかも知れないロサ?
(でも、ロサを使えないのなら1軍に置いている意味が
ないのだが^^;)
「和」だかなんだか知らないが、有利な状況から、
わざわざ「背水の陣」まで下がって戦おうとするのは
意味がわからん。
交流戦の優勝は諦めたと書いたが、プロ野球のためにも
見せ場を作る為に、読売戦までは負けずに行きたいところ。
危ない橋を渡って「取りこぼし」のリスクを増やすような
采配は勘弁してもらいたい。
甲子園での第1戦は、井口や根元、サブローらにとっても、
「気のゆるみ」の怖さや、準備の大事さを痛感した、
反省材料の多い、今季のキーになる試合だったと思う。
首脳陣も同じように、反省材料が有ったのにねえ。
今度こそ、失敗を進歩へと繋げてもらいたい。
マリーンズ、ファイティン!!
起用をし、参加させてやろう」→「唐川が張りを訴え抹消したため、昨日は試合がなかったので中継ぎ陣の疲れも心配ないし早めに渡辺をおろして次のローテーションを1日早めよう」では?
コメントありがとうございます。
俊介を早く降ろすにしても、あのイニングは「あと一人」だったわけですが(^^;)、
ご指摘の点は、「当て推量」でしかありませんので、
見当外れである可能性も大であることは承知しております。
西村監督は、俊介の続投より、中後と大谷の方が、
抑える可能性が高いと考えたのでしょうね。
もちろん、俊介が続投していた場合、どうなったかは解らないので
「結果論」を言う気はありません。
私が気に入らないのは、あの場面が、中後の投入を考えなきゃならないほどの局面だったか?ということです。
スコアリングポジションにランナーを背負っていたなら、まだ理解出来ますがね。
俊介が石川を出塁させても、それまで2打席抑えているノリとラミレスを迎えるわけだし、後攻でもあるし、同点までは継投を考える必要もないのでは?と私は思います。
中後が石川を出して、大谷へ継投したわけですが、
俊介が石川を出しても、大谷へ継投したでしょうか?
また、俊介で同点になっても、また逆転までされたとしても、
中後と大谷がブルペンに残っているので、
試合を作りながら再逆転のチャンスを狙えるでしょう。
私には勝負所とは思えないところで、リスクを背負って
投手事情がギリギリになってしまうギャンブルをする意味がわからないのです。
「俊介は打たれそう」とか「中後は絶対に抑える」というのは
「根拠のない思い込み」でしかないわけで、
様々な可能性を考えながら采配をしてもらいたいと思う次第です。