大谷は素晴らしかった。
初回に一死後本多を出塁させてしまったが、
あえて牽制球を投げずに、外の直球で2ボール。
ストライクが欲しいし、変化球を投げるタイミングで、
ボールを長く持って本多を釣り出して牽制アウトにした。
そうそう、同じように工夫なく何度もやられるのでは、
進歩がないよね。
少なくとも大谷はバカではないことを証明してくれた。
しかし3回、未だに1軍レベルになれてない渡辺正人が、
ゴロを止めアライバもどきをやろうとした、
井口の意図を汲み取れなかったのか、反応できずに
二走を内野安打でホームインさせてしまった。(>_<)
攻めては一死満塁から1点も取れない攻撃を繰り返す。
3回は、満塁で打った事が無いカスティーヨが、
テンパってしまったようにボールに手を出しゲッツー。
4回は、私の期待の南が、詰まらせ過ぎてショート小フライ。
Y岡田もファーストゴロ。
8回にやっと「打力重視のショート」渡辺正人が、
押し出し四球で同点に追いついた後、代った金沢に対し、
フライを打とうとした里崎が、真ん中の高さの球に
さらに下からバットを出してインフィールドフライ。
南もファーストファールフライに倒れた。
ベンチもなんとかしようと、
7回の南の3塁打の後、Y岡田のところで
どうやら「ゴロ・ゴー」のサインを出したようだ。
しかし、「ゴロを打たなきゃ」とテンパるY岡田は、
ボール球に手を出して三振(>_<)。
メンタル重要論者である私に言わせれば、
スポーツにおける策というのは、
「いかに相手よりメンタル的に優位に立てるか」
に主眼をおくべきだと思っている。
1点ビハインドの一死3塁の場面。
「ゴロ・ゴー」のサインを、相手が気がついてしまえば
ヒットではなく、弱い内野ゴロを打つ練習が足らないと
打つ方にプレッシャーが大きくかかるという悪例だった。
しかし延長10回裏、一死1塁からバントのサインから、
バスターエンドランに変更したことは評価できる。
バント守備の強烈なチャージを見ると、
バントする方に、よりプレッシャーがかかるので、
バスターのサインの方が「これなら相手を出し抜ける」
と思えると思う。
バントをするにしても、バスターで空振りを見せるとか、
味方の選手が「しやすくなった」と思える状況を
作ってやるのがベンチの仕事だと思うのだ。
それはさておき、味方の体たらくにも関わらず、
ホント、大谷は良く我慢して投げてくれたと思う。
特に7回の無死2塁からの一死満塁のピンチを、
代打オーティズを三振にとったのはシビレたねえ。
今日は15時開始。
今は曇り気味だが、炎天下になるかもしれない。
先発は、浦和で灼熱のデーゲームに慣れている上野。
攝津を太陽の力を借りてでも(^^;)今度こそ攻略しよう。
がんばろう!日本。
マリーンズ、ファイティン!!