2010年11月24日

日本代表と名乗りながら社会人選抜だった(国際千葉駅伝)

2010の千葉国際駅伝は、日本学生選抜が優勝した。

私の現在の地元の千葉を舞台に行われる、
国際大会なので、成功して定着して欲しいと思っている。

大学女子駅伝で、しのぎを削る仏教大と立命館大の
選手達は良く走ったと思うし、一時は逆転となった
日本代表の宇賀地選手の爆走には、感動した。

しかし今大会を見る限り、興味を失う方向へ進みそう。

主催者に男女混合の駅伝レースという新規性を売り物に、
国際的に認知、定着させたいという気持ちがあると
信じたい。
でも現実は「スポーツとしての国際大会」というより、
フジテレビの単なる催し物に近づきつつあると
思ってしまった。

まず、日本代表と名乗るなら、社会人に限定しているのが
おかしい。(小林祐梨子は岡山大にも在学中だが)
しかも、今年はアジア大会に呼ばれていないメンバーから
選ぶしかなかったので、名実ともに弱体化していた。

どこの選手達も駅伝シーズンは、過密スケジュールなので
都道府県対抗駅伝でもそうだが、監督が誰になるかに
よって、所属チームや選手達に無理をきいてもらった上で
良い選手を集められるかどうかが決まる。

失礼だが、日本代表の4区の稲富選手は、5 km の区間で、
学生の西原選手に51秒負けの区間6位。
日本代表のアンカーの清水選手は、ほぼ同時にたすきを
もらった学生の田中選手と並走した挙げ句に
最後は20秒負けの完敗レース。

フジ系列のサンスポは、「学生選抜、下克上世界一!
な〜んて、能天気な見出しを書いているが、
明らかに、学生よりも力の劣る選手達を、
日本代表にしてしまったということに過ぎない。

学生選抜の監督が有力な学生を日本代表に拠出するのを
拒否したのかも知れないが、そうだしたら、それも
ヘンな話で、あらゆるカテゴリーから、組める限りの
最高のメンバーを選ぶのが日本「代表」のはず。

それができないのなら、日本「選抜」として、
出場すべきであるし、学生と社会人の選手の力関係が
わからないレベルの人を監督にした事を含め、
「代表」というものを軽く扱ってしまった結果だった。


その「学生選抜」が、日本代表に勝ってしまった上に、
ケニアにも勝ってしまった。

2008年に、アフリカ代表としてエチオピアを呼んだら
完膚無きまでに負けた。

その後アフリカ代表は、2009から2年続けてケニア。
そのケニアも、日大のベンジャミンや、
日本で社会人チームにいる、メクボ・モグスや、
ギタウ・ダニエルがメンバーに入っていない。

彼らと日本の学生との力量差は、大学駅伝を見ていれば
モノが違うと思う程、はっきりしている。

その日本学生がだよ、3区を除き、1区は僅差負け、
5区ではケニアの選手に勝っている。

番組構成上、空気を読めないエチオピアを外し、
形だけのケニア代表に、やられ役をやってもらって
いるようなものだ。

今回、学生選抜が勝ったということで、
「層が厚い」「レベルが高い」と喜ぶよりも、
大会自体のレベルの低さ、
”まやかしの”国際大会であることが
露呈してしまったと思う。

posted by ばかぼん父 at 08:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 駅伝・マラソン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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