2010年10月03日

「関西人気質」と「タイガースチーム気質」

昨日のファーム日本選手権で、
浦和マリーンズが鳴尾浜タイガースに、
7回までパーフェクトに抑えられた0-4のビハインドから、
8回9回で逆転、9回裏に追いつかれたものの10回に
タイガース投手陣が自滅して、
めでたくマリーンズの勝利になりました。

タイガースは「勝った」と思ったところから、
思い通りにいかなくなった途端に、
落とし穴に落ちたのだろうな。


CSを契約していないため試合を見たわけではないので、
久しぶりに阪神側について、思うところを書こうと思います。

1軍の「矢野の引退試合」も、今回の自滅も、
実に「阪神らしい感じ」を受けた。

私は高校卒業まで兵庫県にいたので、
関西のノリというか「空気」を解っているつもりだ。

それは、一言で言えば「予定調和」が好きで、
それを当然のように相手にも求めているということだ。

例えば「吉本新喜劇」。
当時、毎週土曜日?の昼に放送されていたが、
ストーリー展開は毎週違うのだが、
出演者皆が持ちギャグをどこかで必ず披露する事は
毎回のお約束。
また、観客もそれを待ち構えていて笑うのだ。

一般人同士の会話であっても、誰かがボケれば、
すかさず他の誰かがツッコミをいれ、皆が笑いながら、
次の面白いことを当意即妙に言う準備をしている、
ような所があった。

誰でも、その場の空気や盛り上がりを皆で読みながら、
大事にするのがフツーだったのだ。

大学生になって横浜へ上京?したとき、
友人同士の会話の中でも、私独りだけが、
場を読んでしゃべっているようだった。
それで、勝手に無駄に疲れてしまい、いつしか
フツーにやっていた「会話上の気配り」を、
敢えてしないようにしたものだった。

実際は、「予定調和」なんて、
現実には守られる保障があるわけでもないし、
「事実は小説より奇なり」であり、それを理解した上で、
適切に対処できるようになっていくことが経験だと思う。

話がそれたが、優勝争いの真っ最中での「矢野の引退試合」
相手は順位が確定し、個人記録も関係なさそうに見える横浜。
甲子園最終戦ということもあり、引退を発表している矢野を
1軍に登録し、出場させたうえでのセレモニーを企画した。

雨模様だったにも関わらず、「切符が売れている試合の開催」
「優勝争いのために絶対必要な勝利」「矢野の花道」と
三兎を追ったら、うち二兎は取り逃がす結果となった。

結果論でいえば、「三兎を追う」のが欲張りすぎで、
シレーッと「雨天中止」にして最終戦に延ばすべきだった。

それでも「フツーにやったら思惑通りに事が運ぶであろう」
可能性は充分高かったと私は思う。

でも、千葉ロッテの成瀬もそうだが、ある状況下では
「フツーにやることがなにより難しい」人間は大勢いるのだ。

知らず知らずのうちに「横浜が空気を読んでくれるはず」と、
思い込んでいたら、意外にも(ホントは当たり前のことだが)
ガチンコ勝負を挑まれて、「あれ?こんなはずじゃ・・・」と
動揺したスキに、身体が硬くなってしまった感じだった。

普段以上に欲張った結果を求めるのであれば、
選手全員が普段以上に力を発揮し、ただ勝つのではなく、
「圧倒的に勝つ」ぐらいの勢いで臨まなければいけなかった。

しかし、甲子園の阪神ファンの作り出した空気は、
そこまでやらなくてもハッピーエンドが待っている事が、
「お約束」だと、なんとなく思い込んでいたように感じた。

誤解されないように書いておくが、人の好みは夫々だから
「良い」「悪い」を、言うつもりはない。

「大事なところで必ず勝てないチームカラー」を、
「アカンたれ」ほど可愛いと思うメンタリティも理解できる。

でも、真剣にやっているスポーツに、
過度に演出を持ち込もうとすると、相手が、
よりムキになって、「やらせるか!」と思うメンタリティも、
大いに理解できるわけで、日本プロ野球を、
「筋書きアリ」好きだけににウケルものではなく、
どうなるかやってみなくちゃわからないという、
スポーツ本来の面白さを、全国的にするためにも、
今回の結末になったのは、
私にすれば、ハッピーエンドだった。

posted by ばかぼん父 at 11:09| Comment(0) | TrackBack(1) | 阪神タイガース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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