2010年03月01日

日本がカーリングで列強諸国と戦えるようになるには?

西村監督が率いる新生千葉ロッテが、
中日に「野球」の見本を見せてもらっている間に、バンクーバーネタの備忘録。
(というかオープン戦の間は映像を観れないので、なかなか書けない^^;)

TVのオリンピック放送は日本選手、しかも有望な選手が出る競技に偏る。
というわけで、
女子しか観ていないのだが、
トリノ五輪で(私は)初めて知ったカーリングは
バンクーバーでは、さらに好きな競技になった。

準決勝は観そこねたのだが、スウェーデンvsカナダの決勝は、
「これがカーリングというスポーツなんだ」と認識を新たにするほど、
お互いの意図が良く伝わって、とっても面白かった。


クリスタル・ジャパンだか、イギリスのミュアちゃんだかなんだか知らないが、
可愛いお嬢ちゃん達では、経験豊富な
選りすぐりの「オバはんチーム」には
太刀打ち出来ないゲームの奥深さがあったなあ。


なにせ、みんなでわいわいいいながら、縁台将棋をながめるように
階下で行われているカーリングの試合を観ながら談義することが
地域の娯楽であり、文化として根付いているんだもんね。


その点、カナダ人コーチを招き、海外遠征で経験値を積ませ
可愛くはないが、頭の良さそうな眼鏡ッ子スキップを、
国を挙げて強化した、中国の若いチームの銅メダルは快挙でもあり、
歴史というアドバンテージを持つ国にとっても脅威であるだろう。

「チーム青森」の試合は全て放送されたので、多く観ることができたが、
ハッキリ言って、皆さんと試合をしてもらえるだけで光栄というか、
「間違って出て来てごめんなさい」というレベルで、
全く勝負になってなかった。

チーム青森の阿部監督はカナダ戦の惜敗をポイントに挙げていたが、
観ている限りでは、そんなレベルでは到底なく、目黒萌絵選手の率直な
「(今大会は)作戦面のミスもあった。ショットが他の国に比べて決められていない。
経験不足もある。力不足を感じた」

というコメントの方が、断然好感がもてる。

サッカーに喩えるなら、チーム青森が、
意図はあったとしても、実際はそのとおりにならないので、
結局
何がしたいのか解らない現時点の岡田ジャパンだとすると、
カナダやスウェーデンは、以心伝心でプレーの意図が伝わる、
クラブワールドカップの決勝を戦うチームくらいの感じだ。


日本で唯一、町の中心部の便利なところに4シートのカーリング場を
もっている青森市は、これから文化としてカーリングが根付いていくことが
期待出来る。
ラジオで言っていたが、1時間の使用料は、たったの90円、
1シートを一人で貸しき切りにしても1時間500円だそうだ。
安すぎる!
もし青森に住む事になれば、絶対カーリングを始めよう、と思うなあ(^^;)。

「町興し」の一環でも何でも、スポーツを根付かせるための
この努力が是非結果に結びついて欲しいものだ。

しかし、日本では北海道の常呂町と青森市、あとチーム長野があるので、
長野県にもカーリングを普通にできる環境があるのかも知れないけれど、
分母が小さいので、なかなか切磋琢磨して強いチームが育つには、
厳しいと思う。

かといって、メダルをとる可能性が低いチームに
国を挙げて英才教育を積ませるのも、
スポーツまでが
事業仕分けの対象になるような国では難しいだろう。

では、どうすればよいのか?

このカーリングという競技は、スキップの能力が、
ものすごく大きなウエイトを占めていると思う。

刻々と変わる状況の中で、多くの選択肢について、
リスクとリターンの大きさを判断する頭の回転の速さ、
どのような場面でも思った通りに投げられる精神力、
氷の状況を読む観察力等、求められる能力は多岐に渡る。

今回のチーム青森には、スキップ適性のある選手が、
一人もいなかったことが、ラウンドロビンの終盤以降大崩れして
満足に戦えなかった原因だと思う。

逆に言えば、一人でも優秀なスキップさえ育てることができさえすれば、
経験を積み40歳を越えるころには、東洋の島国でも
充分に戦えるチームを創ることが期待できるのでは?と思う。

もちろん、スキップ以外の選手も、スキップの意図を理解し、
氷を読み、ストーンの勢いからどの程度の力でスイープするかも
自分で判断できる力を求められるだろう。

ということで、新アイドル、近江谷(妹)!
なんて路線ではなくて、(確かに可愛いけど^^;)
頭の回転の速さや集中力の高さ、協調性や、
リーダーシップ、度胸の良さ・・・といった視点から、
スキップ候補を公募しセレクションするのはどうだろうか。

今現在の経験者は、カーリング場が既にある地域に限られ、
そこから選ぶのは分母が小さすぎる。
今は経験者でなくても、優秀なスキップとなりうる素質をもった
少年、少女達が、いるんじゃないかな?
(たとえば手先の器用な詰め将棋の達人とか^^;)

数名を選抜し、常呂町や青森市など各地のカーリング場のある地域に配して、
スキップの養成を行うのだ。
そこで切磋琢磨するうちに、才能を開花させた選手達でチームを結成し、
国際経験を積ませていけば、
40歳を超える頃には強いチームができあがるのでは?って思う。

でもホントは、国際大会で勝てるようなチームを作るよりも、
日本にもカーリングが
文化として根付かせる事の方が、
大事であり、やるべきことなんだけどね。


posted by ばかぼん父 at 12:41| Comment(0) | TrackBack(0) | ウインタースポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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