2010年01月11日

プロ野球新人選手が環境を選ぶ権利とドラフト制度の前置き

2009年のドラフトの目玉の一人、花巻東の菊池雄星は、
MLBかNPBかで迷った末にNPBを選択した。

聞けば制服かジャージ(+ユニフォーム)で過ごしてきたような
純朴な野球一筋の田舎の少年が、いきなりアメリカへ行こうか、
と思ったわけだ。

それはアメリカのスカウトが随分前から見てくれていたという
ある種の信頼感であったり、若い選手を育成するシステムに、
魅力を感じていたからだろう。


この「見てくれていた」というのは、日本の球団のスカウトは
選手との接触が規則上制限され、日米間で不公平なのが現状だ。

さらに、日本のアマ選手がMLBを選ぶとすれば、選手が
希望する球団に入団できるのだが、
NPBを志望するとドラフトによって交渉権を獲得した球団にしか
入れない。

自分が野球をする環境(球団)を選びたければ、MLBってことになる。


ボーイズリーグで野球をやっている少年が高校を選ぶ時は、
「あの監督さんのところで」とか、「あの練習方法で」とか、
「特待生でなら」とかの「環境」を選手が選ぶことができる。

しかし野球選手全員がアマチュアの間に個人の野球能力が、
完成するわけではないので、自分の能力をさらに伸ばす環境を
「プロの世界」であっても選びたいという選手がいたとしても、
私は「そりゃそうだろう」と思う。

その選手の野球人生は一度きりなわけで、
それをプロ野球の興行の都合である「戦力均衡」のために、
育成能力の乏しい不幸なチームに振り分けられるのは
理不尽だとも言える。

だからといって、ドラフト撤廃、自由交渉を推すわけではない。
プロ野球の発展ためには「戦力均衡」があってこそだから。

私自身が、NPBによって制度が整備されていないのにも関わらず、
捕手のリードの深みという面の野球の質ではセより劣る、
というマイナス面をカバーして、

「みんな貧乏」というバランス?で戦力が拮抗しているパリーグの方が
面白いと思うわけだし。

ということで前置きだけで長くなったので、続きにします。


posted by ばかぼん父 at 08:26| Comment(0) | TrackBack(0) | オピニオン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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