2009年12月08日

とにかくモグスには頑張って欲しい

先日の日曜日、福岡国際マラソンが行われた。
天候にも恵まれ、記録も期待できるコンディションで、
初マラソンを迎えたメクボ・ジョブ・モグス。

レースは、ペースメーカーの三津谷が作る
1km/3分のペースでは遅いと、
7km過ぎの序盤から、
外国人のペースメーカーにスピードを上げさせ、ペースメーカーが
2つのグループに分かれる展開。


デェフェンディングチャンピオンのエチオピアのツェガエ・ケベデが、
トップグループから抜け出し、さらに終盤加速するという、

「積んでるエンジンが、日本人とは違う」と思い知らされる走りを見せ、
2時間5分18秒で優勝した。

期待のモグスは、果敢にそのハイペースのトップグループに
ついていったが、給水時の位置取りの失敗し、アクシデント
残念ながら途中棄権となってしまった。


高校時代から、日本でしのぎを削っていた同い年の
サミュエル・ワンジルと、メクボ・ジョブ・モグス。

仙台育英で「我慢すること」を教えられ、
大学ではなく日本の実業団でマラソンを学んで北京五輪で、
見事金メダルを獲得したワンジル。

山梨学院大学へ進み、箱根駅伝のスターとなってから、
マラソンへ転向したモグス。

現時点ではとても大きな差がついてしまったね。


日本人は駅伝が好きというか、大学のメインイベントは駅伝だし、
その傾向は日本の実業団でもあって、
ホントはマラソンの練習をすべき時でも
「チーム」のために、
駅伝のレースに出場しなければならない。

金メダルを獲得したワンジルが、トヨタ自動車九州を退社し、
独立したのも、(自分の役には立たない)駅伝が煩わしいと
思ったからだ。

昔は「箱根から日本代表へ」という時代もあったが、
今や、大学で駅伝を走る4年間は、
潜在能力を全開にして臨む、現代のスピードマラソンには
役に立たないものなのかも知れない。


しかし私は、まったく無責任な観衆としてだけど、
箱根駅伝を始め、駅伝が好きだ。

駅伝で、日本人と一つのチームとなって、
爆走する留学生が好きだ。

そして、そのエンジンが違う留学生に、
果敢に勝負を挑む日本人ランナーが好きだ。

だから、駅伝の価値が下がってしまうのは悲しいと思う。

だからこそ、モグス自身のマラソンのためには、
遠回りした4年間だったかもしれないが、
なんとかキャッチアップしてワンジルに追いついてもらいたい。

後で振り返った時、学生時代はあれはあれで人生の中で
良い経験だったなあと、言えるようになるためにもね。

焦らず頑張れ!モグス選手、まだまだこれからだぞ。


posted by ばかぼん父 at 08:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 駅伝・マラソン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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