2009年03月21日

WBC準決勝はアジアプロ野球とMLBの対抗戦

WBCの組み合わせは、まさにMLBにとっての都合で
決められている。

オランダは予定ではドミニカだったはずで、アメリカ、
プエルトリコ、ベネズエラとMLBに選手を大量に
供給している国が集まったプール2に対し、
前回、アメリカに苦杯をなめさせたメキシコに、
日本、韓国、キューバとMLB所属選手が少ないチームを
集めたプール1。

MLBの球団がスカウトを派遣するのも1カ所で済むわけだ。


日本と韓国が共に決勝に進めば5回目の対戦となるし、
アメリカとベネズエラが決勝に進めば4回目の対戦となるように、
近い存在同士で何試合もこなしてきた。

私は、今回のWBCは世界が集う国際大会というより、MLBと
アジア(非MLBだね^^;)のそれぞれの代表を2つずつ決めて、
準決勝で、いよいよ「対抗戦」を行うものと捉えている。

ここでアジアに是非、2勝してもらいたい。
「アジアを制する者が世界を制す」
これを世界に思い知らせる事を、
日韓両国は今回のWBCのテーマにすべきだと思う。

WBCはMLBとその協力者が主催する、
MLBのためのプレシーズンのイベントだ。
アメリカをいくら負かせつづけたとしても、
WBCがサッカーのW杯のような世界大会にはならないだろう。

それに私自身、WBCの将来像を「サッカーのW杯のようにしたい」
だなんて、これっぽっちも思っていない。
もちろん、改良の余地はまだまだあるので、どんどん提案して
よりよい大会にしてもらいたいけれど。

では私はアジアのチームがMLBを負かすことで、
何を期待しているのかといえば、
「クラブチームによるリアルワールドシリーズ」の実現なのだ。

野球をする環境や、身体的なバネやパワーはMLBの方が上だが、
競技の性質を良く考え、組織的で緻密で理にかなった、
美しさすら感じる「野球」は、日本と、それに追いつき追い越せで来た
韓国の方が上だ。

WBCは形の上では国別対抗だが、メジャーリーガーで
固めた2チームをアジアの野球の2チームが連破すると、
MLBとしては面白くないだろう。
世界的、一般的に、MLBチャンピオンシップを
「ワールドシリーズ」と呼ぶ事自体に疑問を生じさせたい。

あれは「プレシーズンゲームだからマジになる方が
おかしい」という、負け惜しみをいうだろうから、
じゃ、MLBのチャンピオンとアジアシリーズのチャンピオンで
「リアルワールドシリーズをやろうじゃないか」という、
提案も可能となるのではないか?

現時点では、アメリカ人にはMLB以外で、
野球をやっていることすら、
ほとんど知られていないと言われても驚かない。
宗教上の理由で、ダーウィンの進化論すら、
わざと教えないような場所があるような国だ。

だから、「野球」がメジャーリーグベースボールに勝つことで
無知蒙昧な人々を啓蒙していくことが「はじめの一歩」となるのだ。

まずは明日の韓国だ。
強豪ベネズエラを撃破してもらいたい。

posted by ばかぼん父 at 21:20| Comment(0) | TrackBack(0) | WBC・野球代表戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。