2009年03月16日

ヒントが得られたはずの理想的な試合(日本代表 6-0 キューバ代表)


サンディエゴで1組の2nd roundが始まった。
営業上アメリカが早々に消えないように、
北京五輪のファイナリスト、韓国、キューバに加え
前回王者の日本を同組に入れられた厳しい組だ。

試合は3年前から遥かに老獪に進化した松坂が、
シアトルの2人の落球(いじめ?^^;)にも動じず、
キューバを全く寄せ付けない投球を見せ、
とっても楽な試合展開で快勝した。

松坂の快投が、サインの必要のない「原監督的に理想的」な
試合にしたのだが、日本チームにとっての今後の戦い方のヒントを
わかりやすくキューバが示してくれ、勝利の他にも「収穫」があったと思う。


キューバの先発左腕はチャップマン。
MLBの審判の内に厳しく外に広いストライクゾーンに
全く相性が合わなくて、イライラしながら四球を乱発。
その上、彼はクイックモーションができないので、
ほとんどの選手が盗塁できるという情報をもって
試合に臨んでいたのだろう。

2回、先頭の小笠原が四球で出塁、スタートした後、牽制がきてアウト。
続く内川も四球、スタートしてから牽制で挟まれアウト。
日本のクイックには慣れていても、ゆっくりとランナーをみながら
最後のところで足を1塁方向へ踏み出すボークギリギリでの牽制には、
あまり経験が無い。
足にさほど自信のない選手は、良いスタートをしようとして、
我慢出来ずに飛び出した形だ。
見かけ上、拙い攻めでチャンスを潰したように見えるが、
チャップマンは続く3回に連打を浴びてKOとなった。

チャップマンが、ほぼ全員が走ってくると思って集中が散漫になり、
コントロールが甘くなったところを連打につなげた。
「牽制死」は「失敗」と見えても、「走るぞ」と見せた揺さぶりは、
若いチャップマンに充分な動揺を誘っていたということだ。

「チャップマンだから走れる、だから走らせた」のだろうが、
足を使った攻撃の効果を再認識出来たと思う。

チャップマンは脆かったが、経験値のある投手相手では、
リスクを背負わなければ相手のメンタルを揺さぶることはできない。
「100%成功する」時にしか走らせないのでは、
機動力にならないことに気づいて欲しいものだ。

もうひとつは、同じく3回の無死1、2塁からの
イチローのセーフティバントだ。
二走の城島はリードも小さく、投手が投げた後リードオフもせず、
だったのでベンチのサインではなく、イチローの判断だったのだろう。
そして、城島は3塁で封殺された。

城島にとっても意表をつかれたセーフティバントだったのだが、
なかなか意味のあった3塁封殺だったと思う。
それはイチローが「自分はバントもやるよ」というメッセージを発信したこと。
さらに、選手自身の判断に任せていたら、城島のスタートの遅れのように、
連動出来ないことがあるということだ。

この後、片岡のヒット、バッテリーエラー、青木のヒット、
打った後のポーズをみてたらHRかと思った(^^;)、
村田のほぼ定位置へのレフト犠牲フライと繋がったから良かったが、
僅差のゲームでは、悔やまれるプレーになってしまう。

何が言いたいのかと言えば、選手任せにせず、
ベンチの責任でサインを出してやる必要が有るということだ。


なにはともわれ、3試合のうち2勝が求められる状況で、
まずひとつ勝ったことは、プレッシャーによる「金縛り癖」が
克服されたかどうか、まだ謎である日本チームにとって、
とっても良いスタートとなった。(^_^)

posted by ばかぼん父 at 12:30| Comment(0) | TrackBack(1) | WBC・野球代表戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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