2009年03月11日

私からみた、WBC韓国代表の東京ラウンドの戦い方

オープン戦のマリン開幕戦から折角公式HPでテキストライブ
始まったのに、大嶺がピリッとせず。(>_<)
ソニックを”実質”無償になりかねないトレードで放出したのは、
唐川と大嶺が一本立ちをする前提だったはず。
しっかりしろ!

さて今日の記事は、昨日、痛恨一打さんからいただいたコメントの
「普通は流れが変わるはずの韓国のミスで流れが変わらないこと
に関連して昨日書き残したことを含めて、
WBC韓国代表の戦い方について書きたいと思います。

野球では「ミスがでたら流れが変わる」と言われている。

例えば味方のエラーをキッカケに投手が崩れたり、
チャンスを拙い攻めで潰した後、投手が打ち込まれたりすることがある。
それはなぜか?簡単に言えば「ガッカリする」からだ。
メンタル的に、それまでよりも集中力が散漫になったり、
かえって力んだりしてしまうのではないだろうか。

逆に言えば、どんなに失敗しても「ガッカリ」さえしなければ、
それまでと同じ集中力で試合を続けることができるのだ。

東京ラウンドでの韓国の戦い方は「余裕をもっていた」の一言だ。

金寅植監督にしたら、東京ラウンドで最悪日本に2連敗してもOK
だったのだと思う。
選手もどんどんと交代させ、予選らしい戦い方をした。

日韓対決となった初戦のGame4の先発、
金廣鉉は、
ボールが合わず、得意のスライダーが通用するかどうか
最も不安だった投手。
不安に違わず、あっさり崩れて試合を壊してしまった。

韓国のマスコミは「恥辱だ」と大騒ぎしていたが、
金寅植監督にしたら、2ndラウンドで勝つことこそが重要。
日本を調子づかせないために、
柳賢振で負けるわけにはいかないので、それだけは守って
東京ラウンドは2位通過でよいと考えていたはず。

馴染みの無い原監督が率いる日本チームの力と弱点を探るために、
東京ラウンドでは、2試合とも、どんどんと仕掛けた。
暴走気味の走塁もその一環だったのだろう。
北京五輪では守備が破綻していたので、ミスを誘発してやろうと
考えたのかもしれない。

そこについては、日本は見事な対応を見せたのだが、
守備時に気を遣わされたことが、ボディブローのように
だんだんとメンタル面に響いてきて、
試合の終盤になればなるほど、日本チームはカタくなり、
監督の頭の中が思考停止に陥ってしまうモロさを露呈してしまった。

話を戻すと、「韓国の走塁ミス」は、ミスじゃなかったということ。
「お試し攻撃」だから、失敗しても全然平気。
だから、見かけ上ミスをした当事者も、打席で初球からノビノビと
フルスイングしてきたのだ。

それに引換え、といった感じになったのが藤川だ。
1点ビハインドの9回表、「この試合はどうしても勝ちたい」といった
ムードに飲まれてしまった。
初球のストレートを4番金泰均にフルスイングされ、とても高〜い
ファールフライ。
李大浩
を迎え、怖くなって「打たれたくない」気持ちになり、
ストレートが低目に外れ始め、結局四球。

私は、ここでは、強打の4番、5番と高めの直球で
勝負して欲しかった。
予選の突破は決めていたのだから、打たれたって良い場面だよ。
高めで空振りをとって、打取れれば、
藤川が抑えとして自信となっただろうし、
よしんば打たれたとしても、次は変化球とのコンビネーションを
使うしかないことが解るわけだ。

予選は予選という、余裕のある戦いをして結果1位となった韓国。
WBCの舞台で、経験の少ない選手達も含めて、
ノビノビと力をだせる状態になった上に、自信ももっただろう。

一方、サムライだか、「力で勝つ」だかなんだか知らんが、
力みかえって、自らにプレッシャーをかけ、実力を発揮できないような
方向へ向かってしまった日本。
東京ラウンドには有った、負けても良い試合は、
サンディエゴラウンドでは存在しない。
プレッシャーから解き放たれるのかどうか?

気づいている選手はきっといると思うが、
首脳陣がピンチをピンチだと気づいていないとヤバイと思う。

posted by ばかぼん父 at 08:00| Comment(2) | TrackBack(2) | WBC・野球代表戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
連日のコメントで恐縮です。
お試し攻撃だったので気持ちに余裕あった、というのは興味深い推察ですね。
流れって、野球含めたあらゆるスポーツ、そして麻雀(!)などの勝負事にはとても大事なものです。あれだけ流れを変えるチャンスがあったのに、それを活かすことができない。選手の力を信じ、相手の嫌がる野球をしない(できない?)、悪く言えば馬鹿正直な采配に、原監督の勝負士としての力量の限界を感じてしまいました。
しかし、振り返れば、王監督も同じような采配でした。それでも選手のがんばりで前回は優勝できたのですよね。鍵はもう一回あるであろう韓国戦のはずなので、是非とも温存したサブマリン俊介を擁して、本当の北京のリベンジを果たしてもらいたいと思います。
Posted by 痛恨一打 at 2009年03月11日 22:39
to 痛恨一打さま

コメントありがとうございます。嬉しいです。

>興味深い推察
根拠は勝ったあとの金監督の「1位でも2位でも関係ない」みたいなコメントです。
でもミスを誘うための無理攻めで、日本がミスしてしまえば、一気に崩せるくらいのことは考えていたでしょう。リスクをおり込み済みの攻撃なので、失敗して元々の気持ち。
でも日本の方が、守っているうちに「気持ちまで」守りに入ってしまうとは予想外の弱さでした。

そうそう、王さんの采配も決してよくなかった。でも最後の決勝では、初回に西岡の盗塁と四球を挟んでランエンドヒットとたたみ掛けられた。
決勝までなかなか実現できなかった経験が、今回活かされてないのが残念です。

>サブマリン
韓国戦の抑えで使いますね、私なら。(^^;)
Posted by ばかぼん父 at 2009年03月12日 07:10
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