2009年01月09日

箱根駅伝の面白さ

年末年始のスポーツ懐古もやっと箱根駅伝まで来ました。

早稲田大の竹澤健介、東海大の佐藤悠基、
山梨学院大のメクボ・モグス、中央学院大の木原真佐人と、
現4年生はスター揃いのゴールデンエイジといえる。
4年生はそれぞれ期待通りの走りを見せてくれたが
現3年生が日大のダニエルがいるものの小粒なので、
来年以降はどうなるかと思いきや、
1年生もゴールデンエイジと思わせる活躍だった。


早稲田大の矢澤曜、三田裕介、八木勇樹、
そしてなんといっても東洋大優勝の立役者となった柏原竜二が
戦前から話題となっていたが、
力んで突っ込んで実力が発揮できなかった八木以外の3選手は
区間賞を獲得し、うち2つは区間新と期待以上の走りをみせた。

8区と9区以外の8区間の区間賞は全て
1年生と4年生に占められたことからもこの両世代の強さを感じるし、
来年以降も見所たっぷりということだ。

ところでなぜこんなに箱根駅伝は面白いのだろうか。

厳しい練習を積んでいる選手の皆さんには申し訳ないが、
客観的に観る分には運動会のトリである紅白対抗リレーよりも、
幼稚園の全員リレーの方が圧倒的に面白い(と私は思う^^;)のに通じる。

紅白対抗リレーは互いによりすぐりのランナーが出場するので、
高いレベルで実力が伯仲し、ほぼ実力通りに順位変動が少なく決着する。

しかし幼稚園の全員リレーでは、速い子、遅い子、転ぶ子だけでなく、
走りながら親に手を振る子や、ウケるのが嬉しくて
”欽ちゃん走り”をやったりする子が混じる。
小さなトラックなので周回遅れくらいの差はすぐ起きるが、
それがまたどこかで追いついちゃったりして目が離せない(^^;)。

駅伝経験を積んだ実業団の選手は、調子の悪い時でも
チームに迷惑をかけないよう「それなりに」走る術を身につけている。
ところが、箱根は4年のうちで1回走れるかどうかという選手にとっては、
少々無理してでも「大丈夫、走れます」と出場してしまう。

監督の指示を無視して突っ込んで入って、
そのまま驚異の区間新を出した柏原選手のように、
ルーキーでありながら20kmを越える山のぼりに
対応してしまう選手も出てきたので一概には言えないが、
20km前後という長距離を10人という数多くの選手に
走らせることで、ほぼ初体験の未熟なランナーや、
体調不良を隠している選手が出場してしまう「不安定さ」が
どこでアクシデントを起こすかわからないという
意外性を生み出している面白さなんだと思う。

未だに電解質の混じらない水だけしか補給できないルールも、
主催者側が意図的にブレーキがどこかで起きる事を
期待しているのではないかと思う程だ。

アクシデントはまたドラマを生み出す。
昨年山登りで途中棄権してしまった順天堂大の小野選手は、
怖さに打ち勝ち、今年同じコースを区間2位で走り、
見事リベンジを果たした。
柏原の爆走がなければもっともっと讃えられていただろう。

最近は若い指導者達が、箱根で大学のPRを狙う
新興大学に招かれ、強化をすすめている。
これから予選会でも熾烈な争いとなるだろうし、
群雄割拠の時代になって、ますます面白くなっていきそうだ。

posted by ばかぼん父 at 12:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 駅伝・マラソン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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