2005年12月26日

駅伝の「ケニア人留学生」って・・・

冬の長距離、駅伝シーズンを迎えて、ついつい長々と観てしまう。
中でも好きなのは、お正月の箱根駅伝と高校駅伝だ。
今年の女子は超高校級の新谷をようした岡山の興譲館が初優勝し、
男子は宮城の仙台育英が貫禄の3連覇を果たした。
努力が報われた両校には、心からおめでとうといいたい。

しかし、正直言って、自分のなかでは釈然としないものがある。
それは男子の「ケニア人留学生の存在」だ。
しかも不思議な事に、高校生に対するものと、
大学生や社会人に対する感じ方が違っている。
 
大学生や社会人では、国籍に関わらず「快走」を見たいと思うし、
ケニア人による「ごぼう抜き」の応援もするぐらいなのに、
一方、高校駅伝では「ずるい」と思ってしまう。
ケニア人留学生も、立派な日本の高校生なのだから、
申し合わせ事項として、各校1人までと決まっているといっても、
妨げるルールの方に大義名分がないと解っているのに。

が、しかし、10Kmの最長区間でエースが集う第1区で、
ケニア人4人が最初から飛び出し、その4人の中からさらに飛び出した
トップグループ2人の学校が、1位、2位って・・・
良い留学生がいるかいないかで1〜2分も違ってしまう現実の中、
それで「5連覇はいけるでしょう」っていわれても、ちょっとシラケるなあ。

なぜそう思うのかを整理してみると、
ひとつは、日本人がトレーニングによって、素質の差を詰めるには、
まだ高校生では若すぎるために、圧倒的な力の差が存在するという事。

さらに第1区のヨーイドンで日本人のエースたちとの力の差を
まざまざと見せつけられる事。

最後に高校駅伝が、高校野球と同じように各県の代表というイメージという思い込みのせいではないだろうか。

逆に、大学や社会人は「大学」「クラブチーム」という小さな単位であること。
その年代なら、日本人でもトップクラスは互角に走れる選手もいること。
ケニア人留学生が比較的弱いチームに所属していること。
エース区間が途中に設定され、逃げる者、追い抜く者といった、
「面白い展開」を人ごとのように楽しめること、
などの理由から、180度違った目で留学生ランナーをみているのだと思う。

もちろん、高校生には、留学生も、チームメイトも何の罪も無いし、
それぞれ向上心をもって、成長して欲しいと思っている。
実際ハイレベルな選手がチームにいることで、日本人にも好影響があるだろう。
留学生自身も。高校のうちに日本に慣れていることで、
面白く観ている大学や社会人のレースで、すぐ活躍できるということもあるだろう。

そこで、私なんぞに何の発言権もないことは解っていますが、
6区、7区と1区の区割りを入れ替えて、エース10km区間を
帰りのアンカーにしてくれると、面白くなると思うんだけどなあ。
posted by ばかぼん父 at 17:29| Comment(2) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
久しぶりのコメントがばかぼん父さまに反論するようでつらいのですが、趣旨は充分に理解しながらも、この時代やむを得ぬのでないかと考えています。
それ以前に県外への野球留学が問題でしょうが、それもまた、機会均等の名分が有る限り認めていく方向に向くのではないかと思っています。勝つことが全てでは無いのは承知していても、勝つことを求められるのもスポーツなのですからね!
Posted by 森 無礼 at 2005年12月26日 19:10
>森さま

コメントありがとうございます。反論も大歓迎ですので、気になさらないで書き込んでください。

確かに高校野球=各県代表という図式は、あてはまらないと言われても仕方がありませんし、ルールの中で勝つためにベストを尽くすのも正しいと思います。

なので、私もケニア人を使う事自体はOKなんですよ。
ただし、第1区が最長区間でレースの流れまで決まってしまうことが、見る分には、今ひとつ面白くないと言いたいのです。
Posted by ばかぼん父 at 2005年12月27日 05:56
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