2008年10月16日

「岡田阪神と私」 岡田監督辞任の報に寄せて(後編)

この記事は「岡田阪神と私」 岡田監督辞任の報に寄せて(中?編)のつづきです。

あの優勝から3年、岡田監督はきわめてまれだがスクイズをやったり、
今季当初はエンドランも多用した。
つまり当初の「ゴチャゴチャ言うな、打ったらええんやろ」から、
普通の「サインプレー」をする「平凡な」野球になってきていた。

また、判定に抗議に出るようになった(時期があった)。
監督としては、経験に乏しく若い、しかし「だれにもできないような無鉄砲さ」
があった初期の頃から、進歩というべきか、丸くなったというべきか
変化してきたように思う。


しかし、それが不思議なくらいに一定しない。

抗議にでることにしても、
自分に不利とみるや、キャンキャンと出ていたかと思っていたら、
最近は「エコ」に目覚めたのか、当然でるべき場面でもでなくなっていた。

多分、他人のアドバイスを聞いて「ああ、そうか」と思ってやってみるのだが
岡田監督の根底に有るのは「サインなし時代」の野球ではないだろうか。
でも、経験を積んでいるうちに、良いトコ取りのつもりが、
中途半端にフツーの中に迎合してしまったようだ。

なぜ、サインを出す必要が有るのか?
これは自分で一度は無い方が打者が、ノビノビと集中力が高くなって
良いと結論づけた。
そう、最近大久保コーチと揉めた西武ボカチカと同じ感覚だ。

なぜ、抗議に行かなければならないのか?
ただ審判に文句を言うためではなく、流れを引っ張ってくるために
監督がわざと退場になることが求められる場合もあるのだが、
まだ彼は、そこまでは思い至っていないのだろう。

岡田監督が新たに知ったやり方は、
自分の中では「腑に落ちる」というところまでいたってないので、
ケースバッティングにしろ、「チームとして右打ちする」にしろ、
「これで相手を崩すのだ」というポリシーがないから、
出来るようになるまで準備ができていない。

だから、やっても思ったように上手くいかないから、
油断すると「何もしないで選手に任せる」スタイルに戻ってしまうのだろう。
(実は密かに「最強の法則」と信じているのかもしれないし)

もう阪神ファンとは言えない私が無責任なことを言えば、
岡田さんには、勝てないだろうけど、
「岡田野球」で異端の道を突き進んで欲しかったなあ。
阪神ファンも球団も岡田監督が大好きなようだし。

もちろん、私は応援しないし、逆に
「絶対、阪神だけには負けたくない」って他球団皆が思うだろうけど、
「巨大なやられ役」の道を歩んで欲しかった。

マジなところ、今季のV逸に責任を感じる必要はなかった。
シーズン前半から逃げられるだけ逃げる作戦が、
今季はたまたま想定外に若手が伸びた読売にギリギリやられただけのこと。
レジェンドだのなんだののマスコミの煽りにのせられて、
「大変な事をやっちまった、恥だ」と感じる必要など無い事だと思う。


13ゲームをひっくりかえされ、優勝を読売にさらわれたとき、
岡田監督には「レギュラーシーズンはこれくらいにしといたるわ。
クライマックスシリーズでリベンジしたる!」と(強がりを)言って欲しかったと思う。

実際は、岡田監督自身がクライマックスシリーズに
全く重きをおいていないので、
こんな中途半端な時期の辞任発表となったのだろうけど。

ホント、最後の最後まで私とは相性の悪い人だった(^^;)。



posted by ばかぼん父 at 07:10| Comment(2) | TrackBack(1) | 阪神タイガース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お久しぶりです。覚えていらっしゃいますか?
偶に、こちらへ寄らせてもらっています。

オカダカントク評を読ませてもらいました。ここまでの長文を書けるのは、それを突き動かす想いがあってこそ。ちょっとやそっとでは、あれほど書けないですよね。

私もほぼ同意です。周りの意見で変わろうと思っても、直ぐに「地」が出る。長続きしないですから。

岡田監督が辞任したので、また,タイガースの記事を書いてくれますよね。是非読んでみたいです。

奥様が讀賣新聞との契約を解除するくだり。ハートに響きました。
Posted by kingkazu at 2008年10月16日 10:47
to kingkazu さま

覚えてるも何も、私はkingkazuさんのブログ読者のひとりですよ。(^^;)
実はヘビーに読んでいるのは阪神系のブログばかりです。
早寝早起きの生活で書くのは翌朝なもので、ネタがカブると書きにくいから
千葉ロッテ系の方がかえってたまにしか見てません。

阪神が「面白い」野球をやってくれれば、また書くかもしれませんが、
今はパ・リーグの方が断然面白いし、超〜微力ながら
応援したいという気持ちにもさせてくれています。
Posted by ばかぼん父 at 2008年10月16日 12:36
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Excerpt: (注)当エントリーは日本シリーズ終了までTOPに置いておきます。(日時は2008-11-10 00:00に設定してあります) また、(仮称)野球ファン応援団の「【TB企画】去り行くあなたに贈る言葉2..
Weblog: 阪神タイガース世界一への道~野球狂あさちゃん。
Tracked: 2008-10-26 08:59
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